お知らせ

2025-02-25 15:50:00

■シェルターの運営及び活動報告、クラウドファンディングについて

まずは、長らく活動報告をしていなかったことを謝罪させてください。

本当に申し訳ありません。

 

みなさまのご協力をいただき、

2022年5月に開設した鹿児島県内の「DVシェルター兼自立支援施設(以下「施設」と表記)」は、

おかげさまで、この約3年間で40名を超える方のご利用をいただき、

今日泊まるところが無い方や、これからどうしたらいいのかわからない方へ、

安心して住むことができ、力を蓄え、

新しい一歩を踏み出すための「羽を休める場所」として機能してまいりました。

 

これも、ひとえに、みなさまのご協力があってできたことで、

ご支援やご協力、情報拡散などお世話になりっぱなして、

大変感謝しております。

 

本当にありがとうございます。

 

今日は、ご報告がありまして、久しぶりの活動報告を書いています。

 

実は、昨年の終わりに、現在私どもが「施設」として活用している、

土地と建物のオーナーさんから「近いうちに土地と建物の売却を考えている。ついては、準備ができたら立ち退いてほしい」という連絡がありました。

 

オーナーさんからは、これまで、「地域の人々のためになる、社会的に有意義な活動であるから」ということで、広い土地と建物を大変廉価な貸借料でお借りしてきました。

そのことに本当に感謝しており、そのオーナーさんから、「申し訳ないんだけど」と申されれば、私どもとしましても、無理を言ってこのままお借りすることはできません。

 

だからといって、私どもがこの土地と建物を一括購入することなど夢のまた夢です。

 

したがいまして、現在、「施設」として利用している鹿児島県内の建物の利用が、この2025年3月一杯をめどに、使えなくなることになりました。

 

とはいえ、DVの被害を受けたり、ご家族から虐待を受けたり、家が無くて困っている方からの相談が減っているわけではなく、今年に入ってからも新規の入居者がいらっしゃるなど、需要(というか、必要性)は今後もあります。

 

現在、NPO法人ルネスかごしまでは、この「施設」以外に、鹿児島県内に1戸の一軒家をこれまた持ち主様のご厚意により非常に安くお借りしており、また、それ以外に(以上に)住宅や仮の住まいが必要になった場合には、一時的にはホテルをお取りしてしばらくは過ごしていただくなどの形で、対応していこうとは思います。

 

もちろん、これまでこのクラウドファンディングは「施設」の賃貸料や水光熱費としての活用を主におこなってまいりましたので、「施設」が無くなるのであれば、これ以上の支援はしたくない、というお気持ちの方もおられると思います。もちろん、クラウドファンディングというものは、みなさまからおあずかりしたお金を、主たる目的のために活用させていただくもので、本来目指した常設の「DVシェルター」は縮小するわけですから、これ以上支援は難しい、できないという方もおられると思います。

 

これまでお世話になったみなさまに、これ以上の負担をお願いするのも筋が違うと思いますので、継続支援をキャンセル(解約)してくださってもちろん大丈夫です。

 

ただ、もしよろしければですが、今後も相談があるであろう、DV被害者や家をなくした人への支援・対応のために、今後も使って構わないという方がおられましたら、ひきつづきご支援いただけますと助かります。

 

長くなってしまいましたが、今後も当法人が「困っている人のこれからを一緒に考える」団体であることには変わりがありません。

 

金銭的なご協力の有無によって、私どもの姿勢が変わることはありません(たぶん)。

今後もNPO法人ルネスかごしまとたにかつの活動や顛末を、ご興味をもってご覧いただけますと、それにまさるものはございません。

 

長い文章をお読みくださり、ありがとうございます。

 

https://readyfor.jp/projects/101927

【サポーター募集】鹿児島県に民間DVシェルターを継続的に運用する